|
この街の楽しみ方は、有名な建物や絵画をじっくり見るというより、ゆっくり小さな街全体の雰囲気を味わうことだろう。城壁で囲まれた街の端から端までちょっと寄り道しながら、という感じ。
この街の観光は、2時間ぐらいでゆっくりと中世の街と周りのトスカーナ独特の自然を楽しむことができるだろう。
街の様子
フィレンツェとシエナの中間に位置し、小高い丘にある城壁に囲まれた小さな街。突然いくつもの塔が緑の中から現れる。
四方を緑に囲まれたこの街が栄えたのは、今から約2500年前、イタリア人より先に高台を好んだエトルリア人が集落を築いたことにある。中世になり巡礼の道 “サン・フランチージェナ”のおかげにより巡礼者のみならず、商人や文化、芸術の交流が発展していった。そしてこの街の特徴である権力の象徴である塔が競い合って建てられるようになり、現在では14,5本となってしまったもの、多い時では70本以上を数えた。
サン・ジミニャーノという名前は街の守護聖人の名前からとられ、そしてこの街にはもう一人サンタ・フィーナという女性の守護聖人もいる。
街は非常にこぢんまりとしていて、街の中央にサン・ジョヴァンニの門からサン・マルコの門にかけて1本のメインストリートがあり途中にチステルナ広場やドゥオーモがある。
建物の高さは現在は全体的に3〜4階と比較的低く、それぞれの家の壁を見ると石でできている部分、レンガの部分、古いアーチがふさがれ新たに窓を作ったりと異なる時代の様子がわかる。
また家の壁に四角い穴が多く見られるが、これは昔塔を建てる時に木の足場を組んだ時に使われ、今現在低くなってしまっている建物も昔は塔であったことの証明でもある。
|