中近東の寺院を思わせるクーポラ
(丸屋根)。




格天井は16世紀後半の火災の後修復されたもの。中央には修復の際のスポンサーともいえるメディチ家の紋章が見られる。
窓が小さく、その数も少ないのはロマネスク様式の特徴である。
また両側の丸い柱の最上部からは、噴水の水のように2本アーチがきれいに半円をえがいているのも典型的なロマネスク様式。




ファサード(正面)には4つの回廊が作られている。一見すると単純に上下同じ様にならんで見えるが、よく見ると上下それぞれの柱の間隔が違っているのがわかる。また屋根の傾斜を利用することにより変化がついているのもわかる。
ブロンズの扉も16世紀の火災の際に溶けてしまったが、それを修復したのは当時フィレンツェで活躍していたジャン・ボローニャの工房であった。このことからも政治面だけでなく文化、芸術面でもピサはフィレンツェの影響を受けていた。



通称”ガリレオのランプ”。
このランプが揺れるのを見て振り子の法則を発見したと言われているが、実際はこのランプの制作される数年前にガリレオは法則を発見していた。

ランプの後方にメディチ家の紋章が見えている。