フィレンツェモザイク

(ラストゥルッチモザイク)
 行ってみたい方にはマップ付き所在地説明ページ
伝統的な本物のフィレンツェモザイクを実際に作っている様子を見ることができる工房です。
天然の石(半貴石)という自然の持つ美しさ、新たなものを創り出すことへの人の好奇心、探究心、そして作品へと命を与える人の技術、努力、伝統 16世紀前半から世界中で唯一フィレンツェにのみ存在し続ける芸術です


メディチ家が繁栄した時代から(16世紀前半から)現在まで受け継がれてきた美術品、それがフィレンツェモザイクであり、伝統の技術に常に新しいテーマを盛り込み新鮮さを追求しています
"これが本当に石でできているの?"と言ってしまうくらいの驚きがあるはず。絵筆をもってしても難しそうなのに。
写真ではただの絵画に見えてしまいそうで残念だが、同時に絵画のように見えるほど精巧かつ緻密にできています。
実際に作品を作っているところを見れば、例えば美術品と呼ばれるものには興味の無い男性陣でさえ、昔プラモデルなどを作る時、1つ1つの部品を丹念に、時にはヤスリで丁寧に削ったりしていた時の感覚を思い出し食い入る様に見てしまうでしょう。芸術品、美術品でありながら他の分野とはまた違った面白さを持っているのがフィレンツェ・モザイクでです。
現在このフィレンツェ・モザイクを作る工房もごくわずかで、大部分は商業的なものが多くなっています。例えば同じように見えるものであっても、1つは比較的単純にカットされているもの、もう1つは伝統的なものでより手のこんだ曲線やカットが数多くあるものと。
この工房は伝統的な手法を今も受け継いでいて、1つ1つの作品の細かさはには目を見張るものがあります。

もちろん作品の販売も行っています。でもお店というよりギャラリーのような雰囲気です。1つ1つじっくり見ても楽しいですよ。また家族で受け継がれている工房の息子さんの奥さんは日本人です。奥さんも工房にいることが多く、直接彼女から、石の種類、作業工程、作品について丁寧に説明してもらえます。フィレンツェでちょっと時間の余裕があったら是非ご覧ください。
昔ながらの技法で石をデザインした形に切っていきます。使用する道具は弓形にしなった木に針金をかけた単純なものですが、丹念に正確に時間をかけて行われる作業には、熟練の技が感じられます。この技術を習得するのに5年といわれてます。


上の写真からもわかるように、機械やコンピューターなどではなく、あくまでも人の手によって全ての工程が進んでいきます。
速さと便利さの世の中にあって、ゆっくりした時間の流れの心地よさで、時の経つのを忘れさせてくれる、そんな雰囲気を味わうことは、旅には欠かせない贅沢でしょう。
モザイクを裏から固定していく作業。目に見える表側と同様に、細心の注意を払って、表から見た時に余計なものが見えないように少しずつ作業を進めていきます。
フィレンツェのドゥオーモが作られていく様子。元になる絵を見ながら、1本1本の線、影を出来るだけ忠実に表現していきます。
一見すると、どこに境目があるかわからないほど丁寧につくっていて、完成するのが楽しみな作品です。
このように制作途中の作品を気に入って購入する人も。1,2ヶ月後に手元に届くのを楽しみにして。

何ヶ月もの作業でも、まだ完成までは時間が必要。
完成した作品はまさに芸術品!!


1メートルを越す大作も、非常に小さなパーツを組み合わせていく気が遠くなる作業。メディチ家の時代からの歴史も自然と感じてきます。
小さな小鳥もオリジナルの図柄と何度も照らし合わせ、細かい部分を修正していきます。このような地道な作業の積み重ねで、見る人を魅了する作品へと仕上がっていくのです。 小さなヤスリで小鳥の尾の部分を削っている様子。手元にはカミソリやピンセットが見えますが、これらの道具でより精密で自然なカーブなどが生まれます。
自然の石の中に夕焼けの空や大地、緑や木々たちが隠れていたかのように思えてきます。あらためて自然の持つ不思議を感じる作品です。
家の中に飾るものとは違い、身に着けることもできるのがペンダント(左写真、実物大)。花びらの精密な細かさなどは特に目が引かれる。貴金属とはまた一味違う印象を。


フィレンツェモザイクのアクセサリー、ネックレス、ペンダントを見てみよう
黒、茶、白の3匹の猫が壁の穴から道にネズミが出てくるのを待っている、というユニークな作品。光と影のバランスも面白い。
工房の入り口はこんな感じ。
1時から3時ぐらいまでは昼休み。木の扉が閉まっています。中のガラスの扉が閉まっている時もちゃんと人はいるので大丈夫。特に寒い時は中のガラスの扉は閉まってる時があります。


ギャラリーを見学



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ウェルカムトスカーナ
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